股関節が硬いと老化が速くなるというフレーズを耳にする事がありますよね?
はたしてそれが真実かどうかはさておき、整体師の観点からいうと老けて見えるのはまず間違いないでしょう!!
というのも、股関節が硬いと股関節に付着している、上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉である腸腰筋(大腰筋と小腰筋と腸骨筋が合わさったもの)が、うまく伸びなくなり硬くなってしまうからなんです。そして、その腸腰筋が硬くなると骨盤が引っ張られて、お腹を伸ばすのがしんどくなり猫背が助長されます。猫背になった結果、お腹もポッコリと出て年齢より老けてみえるというわけです。
そこで習慣に採り入れたい、股関節の柔軟性を上げる効果が期待できる簡単なヨガのトカゲのポーズをご紹介しましょう!
①まず四つん這いの姿勢をとります。
②次に右脚を大きく前に踏み出し、後ろの左脚を伸ばします。
③右腕を右脚の内側に入れます。
④そのままゆっくりと股関節の伸びを感じるところまで上体を下げていきます。そこで約30秒間キープします。
終わったら脚を入れ替えて反対側も同様に行います。それぞれの状態に合わせて痛みを感じない程度に無理のない範囲で行ってください。
股関節、背中、後ろ脚の膝をできるだけ伸ばし、全身の伸びを感じるのがポイントです。
この時に、背中が曲がって首が落ちないように注意してください。